夏と朝陽、自由と単純

もうずっとブログを書いていないなと思っていたらそんなことはあまりなくて、2ヶ月ぶりくらいだった。自分の中ではそれくらい長かったのかも。

 

夏が終わりますね。わたしはずっと夏が嫌いで、暑いし、ともだちが居なかったから長期の休みに入っても特にすることなんかなくて、ずっと家に籠っているくらいだった。花火大会もともだちと行ったことがなくて(それは別に行きたいと思ってなかったし、実家からすごくよく見えるからそれで満足していた)、どこかへ出掛けたことも全然なくて、青春とかちょっと難しいなって思っていたし、人間と関わるのがすごく嫌いだった。夏のこともね。それでも今年の夏はすごいすごいすごい楽しくて、一生終わって欲しくないっていろんなところで叫んでしまった。19歳の夏を特別にしたかった。死ぬことくらいでしか永遠にできないし、まだ死にたくないので、永遠にすることは諦めます。それでもほんとうに特別で、ずっと楽しくて、ずっと笑っていて、きらきらしてたな。自分が「あ、すきだ」と思う人たちとたくさん会うことがこんなに楽しいなんて知らなかった。わたしがこれまでの人生でやりたいと思っていたことをぜんぶやり尽くすみたいな夏だったな。みなさんの夏はどうでしたか?まだ終わらせたくないね。たとえば夜通し遊んでいて、朝に帰るとき、自転車を漕ぎながら4時とか5時とかの光と風を浴びて嬉しくなっちゃう。ずっと起きていたのがわたしだけだったときは「この回で最強だったのはわたしだ!!!」って騒いで遊べるし、夜中に構内で大声で叫んでいたらせんぱいに「警備員さん来るから静かに!頼むから静かにして!」って怒られるし、夜は暗いし、朝陽は明るい。ちょっと前までのわたしは自分がこんな自由に塗れた人間だなんて思いもしなかった。もっとがっちりした、なんていうか、堅いみたいな?堅いみたいな、なんていうんだろう?冷めた目で一歩後ろからなにかを見てるみたいな、そういう人間だと自分のことを思っていた。でも今の方がずっとずっとずっと楽しいね。

 

夏の話はまだずっとしていたいけどこれくらいにしておきます。夏が苦しかった人に刺されたくないからね!でもわたしも今年以外の夏は結構ずっと苦しかったよ。それだけ。

 

 

ところで、わたしは忘れっぽくて自分語りが苦手でともだちが全然いなくて記憶力が悪くて(変なとこではいい。人の顔と名前を一致させるのとか無意味な数字列を覚えるのは得意/逆に出来事や何気ない会話を覚えているのがすごく苦手 逆に?)、ブログを書いていると自分語りが苦手なんていうの信じてもらえないと思うけど、わたしと会う人はわたしがどれだけ無口か知っていると思います。いろんな人に苦労させてしまった気がします。でもともだちはみんなわたしのことを許してくれて、わたしにやさしい。いつも無愛想だから楽しそうにしてるだけで「芽生が楽しそうにしてる…」って喜んでくれるし、このまえちょっと色々あって、わたしが「こんなんじゃともだちいなくなっちゃうよ」って泣いてたら「大丈夫だよ、自分たちがともだちだよ」って言ってくれた。それが本当か嘘かっていうのは結構どうでもいいことだと思いました。たとえばわたしはその2人のことを新たなともだちだと思うことでこれから頑張ろうってなるからね。単純なのかな?でもこの世はぜんぶそのくらい単純に出来てた方がいいよ。難しいこと考えてると熱が上がっちゃうから。なにが書きたいのか分からなくなったからこれで終わり!夏じゃあね!また来年ね!

以上